自己分析で未来への羅針盤を手に入れる – 僕が実践する4つの論理的ステップ

自己分析

この記事でわかること

  • 転職や今後のキャリアに悩む人へ。感情論ではなく、論理的な自己分析で自分に本当に向いていることを見つけ出す方法。
  • 僕が会社を辞めても、漠然とした不安に飲み込まれなかった理由
  • 自分の「苦手」や「嫌い」を、**唯一無二の「強み」**に変える方法。

不安を抱えつつも、僕が行動できた理由

多くの人が「今のままでいいのか」と漠然とした不安を抱えています。僕もそうでした。約20年勤めた会社を辞めると決めたとき、不安がなかったわけではありません。ただ、まず立ち止まって休みたくて次を何も決めずに辞める決意をしました。

ただ、やはり不安は押し寄せてきます。お金がないと生きていけないしこの後どうしようかって。。でもやりたくないことはやりたくない、やりたくないことをやるなら辞めた意味がないから。

じゃあ自分は何をやりたくてやりたくないのかを整理することにしたのです。

今回は、感情論に頼らない、僕の論理的な自己分析ステップを共有します。特に、ネガティブな感情を、どうポジティブな強みに変換するに焦点を当ててお話しします。


ステップ1:『できないこと』を洗い出す

多くの自己分析は「やりたいこと」から始めます。しかし、僕が着手したのは、その逆でした。

できないこと」「やりたくないこと」を徹底的に洗い出す

このアプローチは、無駄を嫌う僕にとって最も合理的でした。なぜなら、心理学で言う「ネガティビティ・バイアス」が働くからです。私たちは良いことよりも、悪いことや苦手なことに意識が向きやすい。自分の良いところを素直に認められないのは、ごく自然なことです。

だからこそ、あえてその本能に従い、「これだけは絶対に嫌だ」という感情を深掘りする。そこに、あなたの本質的な価値観が隠されています。

  • 通勤時間が嫌い時間と場所にとらわれず、自由に働きたいという強い欲求がある。
  • 人間関係の煩わしさが苦手自分のペースで、本当に興味のあることに集中したいという、没頭力や探究心がある。
  • 不合理なルールが苦痛本質的で効率的な仕組みを追求したいという、論理的思考力が高い。

つまり、あなたの「苦手」は、あなたの「強み」の裏返しなのです。


ステップ2:『得意なこと』の棚卸し

次に、「苦にならないこと」「時間を忘れて没頭できること」をリストアップします。これが、あなたの「得意なこと」です。

  • 情報収集・分析: 論理的に情報を整理・分析することが楽しい。
  • 文章作成: コンテンツを作る過程に面白みを感じ、没頭できる。
  • 技術的な知識: これまでのインフラエンジニアとしての経験や、AIなど新しい技術への探究心がある。

ステップ3:『苦手』を避け、『得意』を活かした活動を組み合わせる

ステップ1と2で見つけた要素を組み合わせ、具体的な活動を導き出します複数の活動を組み合わせることで、苦手なことを避けつつ、経済的なリスクも分散できます。

  • ブログ・note: 読者にとって有益な情報を提供するために、論理的思考で構成を組み立てる。
  • スキルシェアサービス: 短時間で自分の技術的な知識を活かしたコンサルティングができる。
  • 株式投資: 企業のビジネスモデルを分析し、将来性を予測するという論理的思考を活かす。

ステップ4:客観的な視点で検証する

最後に、描いた「未来への羅針盤」が本当に正しいかどうか、客観的な視点で検証します。

まずは、自分の思考や感情を俯瞰する「内なる客観性」で見つめます。これは、自分自身をもう一人の自分が見ているような状態です。(メタ認知力)

しかし、どんなに論理的であろうと、人間には無意識の思い込みやバイアスがあります。自分一人では見つけられない盲点です。

だからこそ、「外なる客観性」も必要になります。コーチングは、内なる客観性を引き出しつつ、同時に外からの視点を提供することで、自己分析を加速させます。

つまり、コーチングとは、内と外の両方から自己を深く探求し、最も効率的に次の行動を明確にするためのツールなのです。


最後に、僕からあなたへ

この記事を読んで、「自分も自己分析をしてみたい」「次のキャリアを考えたい」と思った方は、ぜひ僕に気軽に連絡してください。

僕は現在、論理的思考を強みとしたキャリア・ライフコーチングを提供しています。

あなた自身の思考の癖や強みを客観的に整理し、次の「人生の探求活動」を共に見つけ出すお手伝いができれば幸いです。

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あなたの「探求活動」を、一歩前に進めるきっかけになれば幸いです。

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